2006年10月のイチ押し:Kowalski

Kowalski

2006年当時のメンバー: Louis、Tom、Paddy、Daniel

 
ジャジャジャジャーン♪ コワルスキ登場!

北アイルランドはベルファストの10代の少年達コワルスキが、myspaceに自分達のページを持って 、自分達で録音した『Seesaw(シーソー)』をアップしたばかりの頃、4人の少年達は真っ赤になった。なぜってmyspaceを通して知りあう人あう人が皆、『Seesaw』を自分のプロフィールソングに登録していたからだ。10代の少年達がそれまでの人生で知己を得た人達の数はどの位だろうか。その数を大きく超えるだろう数の人達を『Seesaw』一曲で虜にしてしまったコワルスキ。彼らは今、海を越えてスコットランド、イングランド、ウェールズをツアー中だ。「これまでの人生で最高の日々なんだ。だから君達とこの幸せを分かち合いたい。残り少ないけど絶対ライブに来てね。」コワルスキから届いたばかりのメッセージだ。

ブロック・パーティ(UK)や、ブロークン・ソシアル・シーン(カナダ)、古くはペイブメント(USA)などが好きだというコワルスキ。でもどれにも似てないぞコワルスキ!彼らの魅力はそのジャンル分けのできない不可思議な音楽性だ。コーラルがリバプール近郊の田舎町から出てきて常人の想像力をぶっとばすハチャメチャな音を出してきた時もびっくりしたけれど、コーラルには港町リバプールで聞き継がれてきたレコードの歴史というバックグラウンドが聴こえた。コワルスキの場合、それはどんなバックグラウンドだろうか?名画音楽?ベートーベン?いや、映画音楽とかクラシック音楽とか、そんなジャンルの話ではなく、つまりジャンルを超えた普遍的な名曲なのかもしれないのだ。ポップチューンも書けるメロディメーカーであると同時に、一曲の中の構成が緻密で、緩急も計算され尽されている。(まさに、ベートーベン!)しかも若年寄かと言うと、コワルスキの魅力は透明感ある美メロの中に切羽詰った性急さが自由に羽ばたいているところにあるのだ。『Seesaw』も名曲だが、彼らのEPの中でも特に4曲目『SunshineState』をぜひ聴いてみて欲しい。

10代、それも生まれて初めての5曲入りEP『Are You Noisy Sunshine State?』にして、曲の構成、アレンジ、録音、どれを取っても完成度が高いものをプロデューサ無しに作り上げてしまった。一体どんな少年達なんだと思うと、これがいたって感じのいい普通の少年達。なにせイージットのNBTセクションやこの「イチオシ」で取り上げようにも、当初はまともな写真がなかったために遅れたという裏事情もあるくらいなのだ。そんな普通そうでいて非凡な少年達に捧げようコワルスキ版「歓喜の歌」―「おお友よ。この音だ!」

Band website URL:http://kowalski.bandcamp.com/

MySpace URL :http://www.myspace.com/wearekowalski

Seesaw by Kowalski (2008)

※2010/12/14追記
イージットレコードのブログ『ムダグチ出張所』でもすっかりお馴染みのKowalski。Daniel脱退後、なんとグラスゴーからベルファストに戻ってきたというPaddy Connがキーボードで参加して新しい音を見出したKowalskiは、Paddyの弟Kevがいる弟分バンドのTwo Door Cinema Clubに続いて2010年には日本盤ミニアルバムをRallyeレーベルからリリース!TDCCと一緒のヨーロッパツアーも成功して2011年はついに飛躍の年になるか!

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投稿日: 17/10/2006 | カテゴリー: イチ押し | パーマリンク 2006年10月のイチ押し:Kowalski はコメントを受け付けていません。.

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